期間工と派遣社員はここが違う!雇用契約のかたち
期間工と派遣社員の大きな違いは“雇用契約のかたち”です。期間工の場合、勤務先の企業と直接契約するかたちになります。一定期間の契約で企業の契約社員として働き、給与も直接企業から支払われることになります。一方の派遣社員の場合は、雇用契約は派遣会社と結びます。給与は働く企業から派遣会社を通して支払われることになります。直接給与が企業から支払われる期間工とは違って、仲介会社である派遣会社側が利益分を差し引きした分を給与で支払うため、派遣社員よりも期間工の方が収入を多く得ることができます。また、期間工は入社祝い金や契約満了金など、毎月の給与とは別に、高額な収入をもらうことができるところが派遣社員とは異なる大きな魅力です。
期間工は住まいの提供もある!
派遣社員は、自分の自宅から勤務先へ通うのが通常の通勤スタイルです。一方の期間工の場合、食堂やお風呂などが完備された寮で住み込みで働くスタイルになります。寮は無料又は低料金で利用できることがほとんどです。水道や電気などの光熱費も無料であったり、食費補助も付いている寮もあるため生活費を節約できます。そして、家具や家電も備わった部屋を借りられるため、買い揃える必要もなく、カバン一つで入居できるため、入退去時の引っ越し費用もかかりません。住まいや生活にかかる費用の負担が少ないところが大きなメリットです。こういったさまざまな好条件な待遇があるため、期間工の住み込みの仕事は貯蓄がしやすい環境と言われています。
ハードな肉体労働であるがゆえに、給料が高いというのが期間従業員の仕事の最大のメリットです。祝い金や慰労金が貰える場合も多いですし、寮が完備されていて家賃がかからないというのも魅力ポイントです。